piccole auto BLOG

国内外のコンパクトカーの記事をまとめたBLOG、年内にMOB CHANNELに記事を移行し閉鎖の予定です。

ライトウェイトスポーツの系譜を継承した「TOYOTA S-FR」

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TOYOTA | クルマの新たな可能性を追い求めたコンセプトカーを出展

 本当に出るの?疑問に思っていた5ナンバーサイズのコンパクトFRスポーツ。今月開催される東京モーターショーに噂されていたそのコンセプトモデルが出展されることになりました。

 

親しみ溢れるエクステリア

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 トヨタスポーツ800や200GTのデザインや走りをコンパクトに凝縮(する予定?)。ちょうど良いサイズ(全長3990×全幅1695×全高1320mm)で意のままに走る楽しさを実現してくれそうな「S-FR」はもちろん5ナンバーサイズ。普段使いも考えた4人乗りというのも嬉しい。大きさでいうとヴィッツより105mm長く、180mm低い。

 エンジンをフロントミッドシップに搭載した本格FRレイアウトを採用。最適な重量配分と独立懸架のサスペンションで優れたコーナリング性能を実現する。コンパクトなボディはかなりの軽量化を実現しようとしていて、それは車との人馬一体を実現する上でも最重要なもの。スポーツカーとしてだけではなく、クルマとの距離を近づけるエントリーモデルならではのシンプルな構成でまとめている。

 

シンプルで走りに特化したインテリア

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 インテリアはかなりシンプル。最近のトヨタ車のような無駄なデザインを省いているので好感が持てる。

 

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 メーターもシンプルな単眼メーター。視線の移動が少なくて済むので走りに集中することができる。速度はデジタル、回転数はアナログで表示する。

 

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 やはりトランスミッションは6MTでしょう!走る楽しさはもちろん、操る楽しさこそ沢山の人がこの車に求めるものになるでしょう。「親しみやすいシンプルさ」と「走りの予感」を両立したデザインといえますね。

 

 エンジンの仕様等はまだ決まっていないのだとか。それはモーターショーの来場者等の意見を聴きつつ決めたいというトヨタの意向。個人的にも86の時に実現できなかった価格と走りの両立をぜひ実現して欲しい。ダイハツコペンと同等の180万円台スタートくらいだったら若い世代もなんとか手を出せるかも。

 

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 最近若い女の子がMTのスポーツカーを購入検討している機会に多く遭遇します。そんな子たちが手を出したくなるような車になったら嬉しいかな。